返回列表 發帖

[PSP] 時を越えた錬金術士がPSPで復活! 新キャラも登場する『ユーディーのアトリエ』

[PSP] 時を越えた錬金術士がPSPで復活! 新キャラも登場する『ユーディーのアトリエ』

ガストは、PSP用RPG『ユーディーのアトリエ~グラムナートの錬金術士~囚われの守人(以下、ユーディーのアトリエ)』を4月8日に発売する。価格は5,040円(税込)。




 本作は、2002年に発売された『アトリエ』シリーズ第4弾を、PSPに移植したもの。主人公は、200年前の過去からタイムスリップしてきた錬金術士ユーディット・フォルトーネ。調合というシリーズでおなじみに要素に加え、冒険の要素が追加され、後のシリーズにも影響を与えた。

 以下では、本作のストーリーとPSP版の新キャラクターの情報、追加要素やゲームの流れについて紹介する。

●オープニングストーリー


冒険者の依頼で“竜の砂時計”をたくさん作ることになったのは
人口100人程度の小さな村・ライフ村で錬金術士をしているユーディット。

アイテムを調合していた彼女の前には、大釜があった。
そこに液体を入れようとした時、髪の毛が1本入ってしまう。

大釜を覗き込むと、急に煙の量が増えて濃くなる。

ドン!

という大きな音と同時に巨大な煙が上がった。

爆発のショックで吹き飛ばされたユーディットは
自分の視界が真っ白になっていくのを感じていた。

その時、何が起こったのか、彼女はまだ知らない。
合成していた素材の成分の暴走で
200年後の世界に飛ばされてしまったことを。

親しい友だちもいない、
自分の知識もろくに通じない世界に来てしまったことを。

彼女にとっては珍しくもないと思っていたこの調合失敗が、
彼女の人生を大きく変えてしまったことを。

いつもと同じ朝、いつもと同じ一日のはじまり。
そう、思っていた。


●新たなキャラクターが物語に登場

 PSP版では、新キャラクターが追加されている。名前もプロフィールも不明というこの女の子。続報で明らかになる……ことが予想されるので、続報に期待しておこう。

???(CV:???)


   
10歳くらいの女の子。教会のシスターのような、キレイな衣装を着ている。どうやら記憶喪失で、名前もわからないようだ。

●ファクトア神殿のダンジョンの広さが大幅アップ


 舞台となるフィンデン王国の中央に位置する山脈に存在するのが、古代遺跡・ファクトア神殿。さまざまなことが謎に包まれているが、以前に冒険者が潜り込み、珍しい財宝を持ち出したことで、この神殿が注目されるように。しかし、神殿には凶悪な怪物が多数生息し、大変な危険地帯。さらに古株の冒険者たちによると、地図を作って潜っても、何故か中で道に迷うことがあるらしく、今までなかった部屋があったり、逆にあった物がなくなっていたりする、という噂だ。

     
フィンデン王国の中央にある山脈の中に隠れるように存在している神殿。その大半が土の中に埋もれていて全容はいまだ明らかにされていない。

 このダンジョンは、入るたびに落ちているアイテムや罠が変化する。さらに、ダンジョンには“耐久度”が設定されていて、それが0になるとダンジョンは1度倒壊してしまう。一定時間経つと、ダンジョンは修復され、再び入れるようになるが、難易度や構造が変化してしまうので、新たな気持ちで攻略することになる。


耐久度はダンジョンに設定された数値で、地雷などの罠にはまったり、戦闘中に爆弾や大魔法などの大きな威力をもった攻撃を行ったりすると、徐々に減っていく。0になると、ダンジョンは倒壊してしまうので、ファクトア神殿に入る時は注意が必要だ。

 移植に際して、このファクトア神殿のダンジョンの大きさが大幅にアップしている。なんとPS2版の倍以上になっているとか。強力な敵が出現するダンジョンなので、準備を整えて望みたい。

   
ファクトア神殿の画像には、先ほど紹介した新キャラの姿が! この神殿と縁のあるキャラなのだろうか? 画像からはユーディットと一緒に戦っているのも確認できる。

●魅力をそのままにPSPの美麗なグラフィックで表現


   
   

 PS2版で4:3だった画像は、PSPにあわせて16:9に変更されている。サイズは変更されているが、シリーズの魅力である美麗なグラフィックは、PSPでもしっかり楽しめる。


●キャラクター紹介


ユーディット・フォルトーネ(CV:神田理江)ラステル・ビハウゼン(CV:高橋美紀)
 本作の主人公。数年前に魔法の薬屋を営んでいた親を亡くし、1人で店を切り盛りしていた。が、元来のおっちょこちょいな性格が災いして、時を操る薬を使って商品を作っていたところ薬が暴発、自分だけが200年後に吹っ飛んでしまった。過去に戻るためのアイテムを作り、200年前に戻ることが彼女の大きな目的だ。性格はおっちょこちょいで、おてんば。うじうじと悩んだりしない。しかし、周囲に波乱を呼ぶ結果を選択してしまうことが多い、嵐の風雲児である。メッテルブルグにやってきたユーディットが、悩んでいるところにたまたま通りかかった少女。メッテルブルグに家がある、ちょっとしたお嬢様だ。幼少の頃から童話や夢物語が好きで、ロマンチックな出来事が起こらないかを日々考えている。誰も信じないが、彼女だけはユーディットが過去から来たことを信じており、戻れるように手助けしてくれると約束した。歌を歌うことが好きで、よく1人で歌を口ずさんでいる。
ヴィトス・ロートス(CV:伊藤浩資)妖精さん(CV:神田理江)
メッテルブルグ商工金融ギルド(高利貸しのようなもの)所属の若手。フィンデン王国全体で商いをしているので、全ての街をふらふらと放浪しているが、ギルドの拠点がメッテルブルグにあるのでこの街に滞在していることが多い。腕っ節は強く取り立ても厳しいが、若い女性には弱く一面も。愛用のメガネを持っていて、細かい作業をする時にたまにかけている。シリーズ通じて登場する、マスコット的キャラクター。見かけは人間の子どものようだが、実際は何十、何百年と生きている長寿の種族だ。妖精は基本的に世界各地に点在している妖精の森で、自給自足を行って生活している。性格は非常に純粋で、呆れるほどの働き者。与えられた仕事は確実にこなし、人の仕事を手伝うことを生業にし喜びと生きがいを感じている。

●ゲームの流れをお届け


『ユーディーのアトリエ』をプレイする上で、欠かすことができないのが“調合”と“採取”。調合とは、アイテムとアイテムを組み合わせることででき、新たなアイテムを生み出すことができる。手に入れたアイテムは、ほとんど調合することが可能。調合した際にはプラスアルファの効果を持つものができることも。

       
調合の操作はとにかくカンタン。工房にある釜で、アイテムとアイテムを組み合わせるだけ。アイテムにプラスアルファの効果を与える“効力枠”が用意されており、性質の違ったアイテムが生まれることもある。効力枠に与える効果は、採取した場所によって異なるという。

 採取は、自宅を飛び出し、採取地やダンジョンでアイテムを調達することを指す。ところがアイテムを採取していると、敵に遭遇することもある。出現する敵は場所によってさまざまだが、重要なアイテムが入る場所では、強い敵が出現する可能性が高いようだ。

       
アイテムは、採取地やダンジョンで手に入る。他にも、街にある商店で購入することも可能。ラインナップは街ごとで異なるという。また一度作ったアイテムを量産してくれる、量販店もあるようだ。
   
アイテムを求めて探索していると敵に会うことも。よりよいアイテムをゲットするためには、敵との戦闘をうまくこなすことも必要だ。
   
アイテムはさまざまな場面で活用可能。酒場の依頼に応えるため、採取地でモンスターとの戦闘になった時、ダンジョンを攻略するためなどなど。先を見越して、用意しておくのも大切だろう。

 ゲームスタート時、アイテムの調合を行う工房は、フィンデン王国にあるメッテルブルグに構えることになるが、ゲームが進むにつれ、リサ、プロスターク、アルテノルト、ヴェルンを含めた5つの街の中から、好きな場所に工房を構えられるようになる。しかし、複数の工房をいくつもの街に持つことはできない。あくまで持つことのできる工房は1つだけ。各街の採取地で手に入るアイテムが異なるため、自分のプレイスタイルに合った街を拠点として選ぶのも、楽しみの1つだ。

工房の場所を移すには費用が必要。お金があるうちに行ってみるのもいいし、引っ越すために資金を貯めるというのもいいのでは?

●予約特典には新キャラの姿が!!


本作の予約購入特典は、オリジナルデザインのマイクロファイバーミニクロス。他では手に入らないレアアイテムとなっている。なお、数量には限りがあるため、店頭で確認して早めに予約しよう。

   
ミニクロスには新キャラがデザインされている。また予約特典には、ミニクロスを収納できるケースも付属する。なお、画像はイメージでデザインが変更される場合もある。

(C)2010 GUST CO.,LTD. All Rights Reserved.
Illustration:双羽 純
※CV、敬称略



▼『ユーディーのアトリエ~グラムナートの錬金術士~囚われの守人』
■メーカー:ガスト
■対応機種:PSP
■ジャンル:RPG
■発売日:2010年4月8日
■価格:5,040円(税込)

http://dol.dengeki.com/pr/judie/?mm

返回列表